Hisayoshi Muto / Urushi artist

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News

  • 2026.1.28
  • コラム

工房で、飲み口を感じる試飲会を開催しました

1月25日

“漆とガラスの酒器『包 -TsuTsuMu- 』の飲み口を感じる試飲会&工房見学”を工房で開催しました。

※長文になってしまいましたが、お付き合いくださいませ!

第一部5名、第二部5名、合わせて10名の方に工房までお越しいただき、実際に『包 -TsuTsuMu- 』の飲み口を体感してもらいました。

当初は、交通の便がよくないので一部5名だけで参加募集をしたのですが、有難いことに申し込み開始から3日で満席になってしまったので、急遽二部を追加しました。その二部もすぐに満席に。感謝です。

工房での試飲会は初めて。

昨年11月に名古屋市内のレンタルスペースで初開催した試飲会は、5〜6名が座れるコの字型のカウンターで皆さん着座で行ったのですが、参加者さん同士がお酒を飲みながらゆったりとコミュニケーションが取れる感じがとても良かったので、今回もそれを目指し2つのテーブルと5脚の椅子を購入。

そんなに広くない工房なので、どの場所でどのように試飲してもらうのがいいのか。

塗り場(漆を塗る部屋)ならテーブルを置いても、ゆったりと座ってもらえそう。

だけど今回は工房見学を兼ねているので、普段の塗り場を見たい人にとっては、テーブルが邪魔になってしまう。

それに塗り場でやると、塗り場と下地場(漆塗り以外の作業をする部屋)の間の部屋に展示している『包 -TsuTsuMu- 』を見ながらお酒を飲んでもらえない。

なので、少し狭いけど包の展示部屋で試飲会をすることに決め、2つのテーブルをあっちにこっちに動かしながら、最適な配置を探り、L字に並べることに決定。

展示してあるいろいろなバリエーションの包を見ながら、皆さんの手元にある包で飲み口を体験してもらえるし、僕も皆さんの顔を見ながら説明できる。端と端の方同士も顔を見合わせられる。

ちょっと窮屈になっちゃいますが、そこは目を瞑ってもらうことに。

ちょっとした自己紹介資料、僕がいつも飲んでいる近所の蔵元のお酒と気になっていたお酒、お車の方用のお水とお茶を用意して、どんな段取りで進めようかとドキドキ緊張しながら皆さんの到着を待ってました。

徐々に参加者さんが来てくれて。

交通の便が良くないこんなところまで、と感動。

 

一部も二部も、しどろもどろになりながら僕の自己紹介や包の構造の説明をしてから、飲み口を感じる試飲会がスタート。

(一口目は、みんなで「カンパーイ!」ってやろうと思っていたのにすっかり忘れてました。いま思い出したww)

皆さんが口々に、包や包の飲み心地、実際に触れて使ってみた感想を言ってくださり、嬉しかったなぁ

何より、僕が製作した器を楽しそうに使ってもらっている姿を見るのが、とても幸せな時間でした。

飲み口を体感してもらいながら、しばらく補足の説明や質問に答えつつ、参加者さんにも簡単に自己紹介をしてもらう無茶振り。

僕も皆さんのことに興味があったし、こんな一風変わった試飲会に参加して皆さんが出会ったのもご縁ですので。

そうしたら、当然ですが、皆さんがそれぞれ個性があって、それぞれの世界をお持ちで、へ〜!、ほぉ〜、の連続でめちゃくちゃ楽しかったです。

包がきっかけで、初めましての方同士が工房に集まり、包を片手にお喋りをしている。すごくすごく嬉しい光景でした。

一部も二部も最後は僕が喋り過ぎて予定時間を過ぎてしまい、段取り下手が露呈してしまいましたが、お帰りになる皆さんの表情を見ると、楽しんでいただけたのではないかと思います。

 

どうなることかと思った工房での試飲会でしたが、開催して良かったです。

何より、参加してくださった方が皆さん優しくて、本当に感謝しています。

皆さんに楽しんでもらうための試飲会なのに、僕が一番楽しんでしまったかもしれません。

ありがとうございました!

まだ日程は決めていませんが、次回も開催したいと思います。

皆さんとの会話の中で、ちょっと試してみたいこともできましたし。

工房での開催とは別で、東京や京都での試飲会もボンヤリと構想しています。

また決まり次第、告知ご案内しますので、ぜひご参加ください。